2016

RM 11-03

オートマティック フライバック クロノグラフ

キャリバー RMAC3

スケルトン加工が施された自動巻きムーブメント、時・分・秒表示、フライバッククロノグラフ、60分カウントダウンタイマー(9時位置)、12時間積算計、オーバーサイズデイト、月表示、可変慣性モーメントローター

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製品のライフサイクルの中で重要なステップはモデルチェンジです。時計には持続性があり、ブランドの自然な様式の変化に対応しなければなりません。2007年以来、リシャール・ミル コレクションの定位置を占め、揺るぎない成功を収めていたRM 011を進化させ、RM 11-03 オートマティック フライバッククロノグラフを世に送り出しました。ブランド誕生以来、リシャール・ミルの時計はあらゆる面でパフォーマンスを発揮してきました。RM 11-03におけるリシャール・ミルの主要な路線は、新しい自動巻きキャリバー RMAC1を立体的に仕上げ、その複雑な装置を前面から見せることでした。

着色されたフライバッククロノグラフのカウンターと秒のインナーダイヤルを囲むように、インデックスを刻んだ艶出しをした面取り仕上げのインナーベゼルを配し、奥行きを出しました。このボリューム感は、サテンブラッシュ加工を施したグレード5チタン製の上部ブリッジが、PVD加工を施したチタン製ムーブメントと織りなすコントラストによって、より強調されています。

これにより、オーバーサイズデイトで表示されるアニュアルカレンダー、そしてフライバック クロノグラフの12時間積算計とカウントダウンタイマーへと視覚的連動性を生んでいます。

手の込んだ作業はキャリバーの裏側にまで至り、サテンブラッシュ加工とPVD加工を下部ブリッジに施すことによって、二重香箱システムと、グレード5チタンの可変慣性モーメントローターのモダンなラインを強調させました。この新しいローターは、F1に使用される空気力学的パーツにインスピレーションを受けたものです。

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新しい自動巻きキャリバーRMAC3で実現した性能にもまた特筆すべき点があります。フライバッククロノグラフのムーブメントの総合的な設計で地板とブリッジにグレード5チタンを採用し、最適な剛性を確保して輪列の動作性能を高めました。二つの香箱は並列に配置し、連結の安定性と約55時間のパワーリザーブを確保。4Hzのフリースプラングテンプは耐衝撃性が極めて高く、従来のテン輪に比べて高い精度で調整が可能です。

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設計者たちは3層構造のトノーケースにも手を加えており、時計のあるべき形を変えずにラインをモダン化し、よりスポーティでダイナミックな性格を付与しました。この時計の人間工学的な美しさと仕上げを実現するには、熟練の職人技と気の遠くなるほど長い機械加工を必要としました。

リシャール・ミルの作品に共通しているように、キャリバーを覗かせる反射防止処理済みのサファイアクリスタルを通して機構全体を堪能できるようになっています。

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